2021年8月20日 文藝春秋 本体800円(税別)
岐路に立った時、思い出したくなる名句―政治家を引退後、アーティストの道を歩む八十三歳の著者が、自分の人生の指針となった章句を選び紹介する。人生をより豊かにするための助けになる1冊。
2013年3月8日 文藝春秋(絶版)
週刊文春に四年間にわたって連載された細川元首相の旅行記の単行本化。歴史上の人物の名言をテーマに日本全国を歩いた『ことばを旅する』の第二弾、今度は中国編です。細川さんが幼少の頃から親しんできた漢詩の文人たちが残した名言名句を手がかりに、舞台となった地を訪ねました。旅愁を誘う撮り下ろし写真や、筆者自ら旅の印象を描いた絵画や書もふんだんに盛り込みました。
2011年10月17日 青草書房(絶版)
かけがえのない人生をいかに生きるか―60歳で政界を退いた元総理大臣がやきものや油絵、漢詩を通して語る「ほんとうの幸せ」とは何か?元首相からのメッセージ。
2011年1月10日 文藝春秋(絶版)
「秘せずは花なるべからず」と語った世阿弥が晩年を暮らした佐渡。「アジアは一つなり」と唱えた岡倉天心の茨城県北端の海辺。そして「八十八年心に怠らず」と絵筆を握り続けた北斎の江戸下町―。首相を務め、政界を退いた後、湯河原に隠棲し晴耕雨読の日々を送る著者が座右とする珠玉の名言。48のゆかりの地を、訪ね歩いた。
2010年6月30日 求龍堂(絶版)
白洲正子に美術の手ほどきをした「トノサマ」。古今東西の第1級の美術品から書籍、文房具まで、己の眼を信じ、ひたすら美を求め続けた希代の美術蒐集家。また発掘事業、山岳遠征などの様々な文化事業の支援者でもあり、永青文庫の創設者であった細川家16代細川護立。その知られざる生涯とエピソードを紹介するとともに、未発表原稿を収録した貴重な書。
2010年5月26日 日本経済新聞出版社(絶版)
政治改革の実現。連立ゆえの立ち位置の難しさ。道半ばでの挫折。38 年ぶりに自民党からの政権交代を実現した1993 年8月から内閣総辞職する94 年4月まで、首相としての日々の苦悩・本音を書き込んだ日記をはじめて公開。
2009年11月30日 小学館(絶版)
「日本の庭園」には日本人の自然との触れ合い方、そして憧憬が凝縮されている。元首相・細川護煕氏が庭園を通じて、東洋人の持つ自然観への深い共感、「隠棲」をキーワードに自らの人生哲学を語るエッセイ集。
2009年11月10日 角川書店(絶版)
すべての所有に代えて営まれる草庵生活こそが人としての真実に近い。還暦を機に政界をきっぱりと引退し、十年にわたり湯河原の草庵で晴耕雨読生活を実践してきた著者自身がいま志す生き方とは何か。
2009年6月12日 小学館(絶版)
『和樂』創刊より8年間にわたり掲載した細川氏の貴重なインタビュー、写真、作品等を一冊に結集。『和樂』掲載時より知的富裕層を中心に「生き方に憧れる」「趣味の目標としたい」等々の声が多々寄せられてきた中、ファン待望の愛蔵版を発刊。その作陶や書画など趣味に生きる湯河原での隠遁生活を中心に、細川家700年の至宝「永青文庫」の貴重な美術品の数々、熊本城など、歴史・美術も充実。
2008年10月 新潮社(絶版)
足利幕府の名宰相・頼之、乱世の達人・歌人幽斎と茶人三斎、悲劇の女性・ガラシャ、肥後の鳳凰・重賢から、近代屈指の大コレクター・護立、そして元首相にして陶芸家の護煕まで、細川家の人々はまことに多士済々。山あり谷ありの700年を生き抜いたファミリーの“遺伝子”と“遺産”を、永青文庫所蔵の名品でたどる!築城400年の熊本城も特別撮影。
2007年4月30日 新潮社(絶版)
政界を離れて10年、湯河原に閑居して、心の赴くままに、小さな畑を耕し、愛読書をひもとき、ロクロを回し、筆を執り、漆芸も手がける元首相が、自ら選んだ作品130点と、それぞれへの想いを語る。
2004年6月10日 小学館
60歳を機に政界を引退した元首相の著者が、湯河原の自邸・不東庵に隠棲して読書と作陶の日々を綴った随想集。己を見つめ、たゆまぬ研鑽を積む姿を伝える、『週刊 やきものを楽しむ』に連載され好評を博した文章に、細川氏のこれまでの、そしてこれから生きていくうえで生活の核となる読書論を加えて1冊に。近況を伝える写真15点が入り、巻末には、細川氏の毎日を支える本「わたしの残生100冊」のリスト付き。
1993年11月1日 NTTメディアコープ(絶版)
国を率いて行こうとする私の決意の年代記である。国際社会がかつてないほどに日本のリーダーシップに向いていることを自覚して、日本のパートナーとその他の世界の国々に日本の政治姿勢を示したい。細川流政治ポリシーの集大成。
1993年4月30日 東洋経済新報社(絶版)
「政治を変える」とは、いろいろな政治改革論議や、小さな政党がいくつも出てきたりすることではない。何よりも既成の政治のありようを解体して、新しい九五年体制を作り上げること、つまり「責任のある変革」の果敢な実行である。本書の各編は、危機に瀕する日本を救うためのアクションプランを大胆に提示する。「日本」を「地方」を、さらに「世界」を変えていく本格的な改革プランと実現の道筋を明らかにする。
1992年1月30日 日本放送出版協会(絶版)
NHKの衛星放送「緑陰講座」で放送された話に少し手を加えてまとめた本。行革審「豊かなくらし」部会長が語る日本と日本人論。
1991年3月14日 ダイヤモンド社(絶版)
細川藩直系の18代目として生まれ、勘当同然で衆院選に立候補、現在は、行政改革審議会第1部会部会長をつとめる著者が、そのライフスタイル、政治哲学を語る。
1991年1月30日 カッパ・ホームス(絶版)
政界一の投資銀行の副社長から転進された出雲市長の岩國さんと意見をぶつけあい、ロマンを語り合うなかで、これからの日本は地方が主体的に行動して行く時期だとの意を強くしました。そして日本の多くの自治体に共通する問題にいかに取り組んだか、いかに取り組みつつあるかの実践の譜であり、同時に地方の変わりえる可能性への挑戦であり、成果なのです。
1989年9月 技術堂出版(絶版)
すばらしい景観づくりが、地方行政のテーマになって久しい。その一方で行政として残せるものは文化しかないというのが、私の基本的な認識です。この本のテーマである景観作りはもちろん、このような文化をベースにした地域づくりこそが、地域開発のキーポイントだと考えております。この本が全国の景観関係者のお役に立ちますことを心から念願いたします。